このウェブサイトは奄美ヘルスツーリズムの情報発信サイトです。
web奄美のヘルスツーリズム がスタートしました。
珊瑚礁に囲まれた自然豊かな奄美大島。
亜熱帯性気候、珊瑚礁の美しい海、奄美の太陽と大地のエネルギーに育まれた生命力あふれる亜熱帯性の植物…。奄美には、手つかずの美しい魅力的な自然が多く残っているのです。
奄美の魅力は海、山、気候などの自然環境と奄美の伝統文化です。
郷土料理、黒糖焼酎、島唄、大島紬など独特な伝統文化が心を癒してくれます。
奄美のヘルスツーリズムとは、居住地から転地して、奄美の恵まれた自然環境と伝統文化を楽しみながら、医科学的な根拠に基づいた保養や休養、健康づくりを実践することです。奄美の魅力を実感しながら健康づくりを行うヘルスツーリズムに参加してみませんか?
奄美では、恵まれた自然資源を活用した気候療法やタラソテラピー(海洋療法)をご提供しています。
気候療法では奄美の気候や地形を活用し、タラソテラピーでは海の資源を活用して、奄美の地の利を活かしたヘルスツーリズムを実践しています。
気候療法(Klimatherapie)とは、自然の気候や天候の要素を保養・療養に用いる自然療法です。
気候療法は、日常生活と異なった気候環境に転地して、自然の気候や天候の要素を用いる健康旅行であり、自然療法活動です。
その目的は「①心身を有害な環境からの隔離、保護」、「②刺激に対して体の機能が適応していく過程」により生体防御能力トレーニング、健康増進を図ることにあります。
奄美の自然環境を楽しみながら気候療法ウォーキングを行い、ウォーキング後は、奄美の島唄や奄美郷土料理等を満喫して夜はぐっすりと睡眠。奄美の自然環境と伝統文化による心温まる環境が、健康的な本来の生体リズムを取り戻します。
ここでは、奄美での気候療法ウォーキングによるヘルスツーリズムをご案内します。
ヘルスツーリズムにおける気候療法ウォーキングでは、通常の“歩く”ことによる運動効果に“冷気に対する順応性”を加えて実践します。
冷気を意識しない単なる地形療法による持久力トレーニングと比較して約2倍の効果があったことが実証されています。
“楽しく”を基本に、魅力あふれる奄美の自然環境の中でウォーキングなど行うことで健康効果を体感していただけます。
健康増進、生活習慣の予防と改善、持久力の向上、免疫力の向上、睡眠改善、リフレッシュ等を促します。
ここでは気候療法における一例をご紹介します。
ドイツミュンヘン大学シュウ教授研究結果153人の対象者を以下の3つにグループ分けし、検査結果を比較しました。
1 冷刺激グループ
気候療法の実施グループ。その際、さらに軽い冷たさを感じる程度に衣服などで温度調整を行い冷刺激を鍛錬するグループ
2 比較対照グループ気候療法の実施グループ。その際、冷刺激を鍛錬しないグループ
3 ゼログループ気候療法を実施しないグループ
実施結果適切な衣服で気候療法を実施した冷刺激グループの持久力が、最も向上しました。また、身体運動だけの場合と比べて持久力の向上がほぼ倍増したとの結果が報告されています。
※画像をクリックすると拡大します。知っておるか?
日本ではまだ馴染みないヘルスツーリズムじゃが、ヨーロッパ、特にドイツでは多くのひとたちが行っておる。まぁ、日本でも近い未来、そんな日が来るぞ。まずは、先進国・ドイツのことを知るのもいいじゃろう!
気候療法は、1970年代よりミュンヘン大学医学部が、「ガルミッシュ-パルテンキルヘン(ドイツ・バイエルン州)」で長い研究と実験を重ねて開発してきたもので、治療の一種なのです。その効果は、先進国・ドイツではすでに医学的、生気象学的に実証されています。
Dr.Dr.アンゲラ シュウ教授気候療法の第一人者ドイツ・ミュンヘン大学、健康・リハビリテーション学研究所、医学的気候学部門一部門長。奄美のヘルスツーリズムも一部技術を導入しています。
ガルミッシュ-パルテンキルヘンドイツの代表的な気候療法地ドイツのガルミッシュ-パルテンキルヘンは、2004年の宿泊者数28.5万人、延べ宿泊数117.9万人・泊、平均宿泊数は4.1泊の健康保養地です。
奄美は鹿児島と沖縄のほぼ中間に位置しています。
奄美は8つの有人島(奄美大島、喜界島、加計呂麻島、請島、与呂島、徳之島、沖永良部島、与論島)からなりたつ群島です。
奄美大島では、たくさんの気候療法ウォーキングのコースを用意しています。
コースの一例をご紹介します。
白い砂浜の負荷や海岸のエアロゾルによる海の気候療法と、山道の上り勾配を活かすことのできる山の気候療法の療法を体感できる贅沢なコースです。途中、東シナ海を一望できる絶景も望めます。
コース内の中央林道には希少動物が生息しており、国有林として保護されていたり、標高300mにある平坦な道は植物が豊富で、未舗装の落ち葉がクッションとなったりと、運動負荷の低い初心者向けの山のコースです。
奄美自然体験観光スポットであるフォレストポリオは、森林浴・川や滝による冷刺激が行なえるコースです。上り勾配の運動強度は強めですが、その他の区間は平坦な道になるため運動強度を調整することもできる強弱のある山のコースです。
奄美のヘルスツーリズムでは気候療法ウォーキングが大切な要素です。
気候療法ウォーキングをはじめる前にお読みください。
足は腰幅に開き2本のレールの上を歩くイメージです。踵から着地してつま先(母趾球)で蹴り上げます。真直ぐな棒が頭の天辺から背骨を通っているよう意識します。肩の力を抜いて腕を振ります。
注意事項※血圧降下剤を服用されている方は、目安の心拍数より10-20%下げて歩きましょう。
踵から着地する意識で、腰を入れ片足でしっかり立ち、踏み出します。ひざを柔らかく曲げて重心を移します。
下りでのウォーキングポイント軽く膝を曲げ、つま先から着地するようにします。少し内股で母趾球に体重が乗るように足を踏み出し移動させます。
※斜面に対して平行に足裏全体を着地させましょう。
ウォーキングの際には、以下の持ち物をお持ちください。
下記の「運動の強さ」の表を見て、その時に感じている運動の強さを6~20の数字で記入してください。
このスケールはBorg(ボルグ)スケールという尺度です。Borg(ボルグ)スケールとは、正式名称をRatings of Perceived Exertion(RPE)、主観的(自覚的)運動強度といわれる運動強度の評価指標で、運動負荷試験の際、身体作業強度に対する感覚的な自覚強度として、また運動処方時の目標値としても用いられます。
主な活動の前後に、気分の記録を行います。
VAS(Visual Analog Scale)とは、100mmの数直線状の左端をゼロ、右端を最大として、痛みの評価、気分などの心理状態を回答する手法で、医学、心理学で世界的によく用いられています。
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奄美テレビ「ほっとけトーク」で紹介されました!