富山短期大学 健康福祉学科 准教授 小椋一也先生が担当教員として調査された富山市角川介護予防センター(富山県富山市)利用者の日常生活・活動状況について、結果をご報告いただきましたので、ご紹介させていただきます。
富山短期大学 健康福祉学科
小椋一也 准教授
https://www.toyama-c.ac.jp/course/welfare/
<介護予防運動を継続している地域在住高齢者の自主的な日常生活・活動状況について>
– 報告書より抜粋 –
(方法)
1.先行研究調査
2.アンケート調査
・調査対象:富山市角川介護予防センターを継続的に利用されている方
・調査期間:令和3年8月1日~10日
・調査方法:自記式アンケート
・回収:回収されたサンプル数:249(有効サンプル数は239)
・調査項目:①介護予防センターの利用動機 ②日常生活・活動
(考察より抜粋)
・介護予防センターの利用動機は「健康のため」「体力づくりのため」といった身体に直接的にかかわる事項を選択していた。多くの利用者が自身の介護予防に自主的に取り組もうとする傾向が伺えた。
・日常での外出先では、前・後期高齢者のどちらの女性も「買い物」を選択している方が一番多かった。また後期高齢者の女性においては「公民館・生涯学習施設」への参加が多く、居場所や通いの場の構築がなされていると考えられる。
・一方で、回答が少ないものは「他の運動・スポーツ」や「デイサービス」の利用があげられた。多くの利用者が日常生活において介護を必要とせず、自立した生活ができている方が多いことで、自らの選択で介護サービスを利用しないのではと考えられる。
・以上より、介護予防センターを継続的に利用している方々は身体機能の維持・向上の目的を持った活動として利用しており、日常生活においては、家事や付随する活動・歩行時間といった目的のある活動をしていることが考えられた。
・介護予防センターの利用で運動をする機会が定着されており、運動やスポーツによる活動は満たされていると考えられる。
詳細は、以下をご確認いただきますようお願いいたします。
【介護予防運動を継続している地域在住高齢者の自主的な日常生活・活動状況について
-富山市内のA 介護予防センターを継続的に利用している高齢者を対象として-】
介護予防運動を継続している地域在住高齢者の自主的な日常生活・活動状況について_富山短期大学-R4.2
※小椋先生に許可をいただきご紹介させて頂いております。
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2022/04/20